バンガードS&P500ETF(VOO)から配当金

皆さん、こんにちは。
最近はうだるような暑さが続いていますね。熱中症など、大丈夫でしょうか?特に外で仕事をされている方は、もう本当に大変だと察します。私たち夫婦は病院内で働いているにも関わらず、もうすでに夏バテ気味で、仕事終わりはクタクタです…。こんな時は肉!!!ですね(笑)。
さて、そんな猛暑が続く中、バンガードS&P500ETF(VOO)の配当金が入金されました。
我が家はS&P500を主軸として資産運用を行っていますが、その一部をETF(VOO)で保有しています。理由は①投資信託と比較し手数料が安いこと②配当金を実際に受け取る感覚を体感したかったこと、の2点です。
両銘柄ともに1000万円保有していた場合で比較
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):0.0814%(手数料)= 8,140円
・バンガードS&P500ETF(VOO):0.03%(手数料) = 3,000円
両銘柄ともに1000万円保有していた場合、バンガードS&P500ETF(VOO)の方が年間5,140円、手数料が安くなります。
ETFを保有する際のデメリットとして、分配金が自動的に再投資されない点が挙げられます。分配金を再投資するには、自分で購入操作を行う必要があり、手間がかかります。また、配当金は未実現の含み益とは異なり、利益確定と同様にみなされます。そのため米国株の場合、まず米国内で10%の源泉徴収が行われ、その後、国内でも20.315%の税率で課税されます(米国で源泉徴収された10%は、確定申告で外国税額控除を利用することで還付される可能性もあります)。
配当金と分配金の違い
配当金
- 対象:主に株式に対して支払われる
- 性質:企業の利益の一部を株主に還元する
- タイミング:通常、四半期ごとや年に一度
- 決定方法:企業の取締役会や株主総会で決定される
分配金
- 対象:投資信託に対して支払われる
- 性質:投資信託の運用収益を投資家に還元する
- タイミング:運用会社が決めたタイミングで分配
- 決定方法:投資信託の運用会社が決定
「配当金は企業の利益から支払われ、分配金は投資信託の運用収益から支払われる」という点が大きな違いです。
配当金額

バンガードS&P500ETF(VOO)の配当金は、3月、6月、9月、12月の年4回支払われます。米国株は基本的に3か月ごと、つまり年4回の配当金が支払われるのが一般的です。年1~2回の日本株よりも回数が多めです。

今回の配当金は保有量1に対して1.7447ドルでした。前回の配当が1.8121ドルであったため、ちょっとだけ減少しています。

我が家は家族3人で48口保有しています。配当金は税引後で合計9,325円でした。息子がSBI証券で保有しているVOOは、ジュニアNISA枠で購入したものです。なので米国源泉税(10%)のみが差し引かれ、国内の所得税・住民税は差し引かれていません。そのため、配当金額が数量に対して高額となっています。
配当金自体は1万円程度と大きな金額ではないですが、実際に配当金を受け取ることで、配当金の感覚や仕組みを理解することができます。

今回の配当で、2025年の年間配当金は合計で19,437円になりました。
現在はS&P500ETF(VOO)の追加購入はしておらず、投資信託のみを購入しています。定期的に収入が入ってくる配当金の仕組みはとても魅力的に感じますが、面倒くさがり屋のパパっちは、配当金を手動で再投資することに対してやや億劫さを感じています。

また、投資信託みたいに100円など少額から購入できないのも理由の一つです。執筆時点でのVOO価格は570.61ドル(約83,000円)。この金額まで余裕資金が貯まらないと再投資できない点も、デメリットの一つです。
しかし、配当金による不労所得は魅力があるのも確かなので、セミリタイア(経済的自立)前後で追加購入するのも一案だと考えています。
まとめ
⚫︎バンガードS&P500ETF(VOO)の配当金が入金されました
⚫︎家族3人で48口保有、税引後の配当金は9,325円
⚫︎2025年の年間配当金は合計で19,437円になりました
高所得でなくても絶対にセミリタイア(経済的自立)してみせます!
読者の皆さまが少しでも豊かになりますように!!
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