人の幸福度は人間関係で決まる
先日職場のスタッフが送別会を開いてくれました。
北海道へ転勤して1年ですが本当に濃い1年間でした。
この1年間で特に感じたのは、人の幸福度は人間関係で決まるということです。
今の世の中はリモートワークなど多種多様の働き方がありますが、私みたいに常に人と接しながら働く人にとって人間関係は人生を左右すると言っても過言ではありません。
就業規則上は1日8時間労働ですが、実質はそうでない人が多いと思います。そうすると1日の大半は職場スタッフと過ごすことになります。
福岡にいた頃の職場は昔ながらの考えの人が多く、経験年数だけで人を判断する人が大半でした。また患者さんと向き合うよりも自分の評価を上げたくて上司にへつらう人もいました。
一方、北海道はスタッフ全員が同じ方向を向いており、少しでも患者さんの生活能力を上げようと一致団結しています。
スタッフの年齢が比較的若いことも影響していると思いますが、このような素晴らしい職場があることに当初は本当に驚きました。良い意味で上下関係が緩く、若いスタッフも意見が言える環境です。
上司の方々も若いスタッフの意見に対して「生意気だ」「俺の意見を聞け」となるのではなく、正しい意見は受け入れています。
福岡の職場が嫌で逃げるようにして北海道へ来たのですが、本当に心が救われました。
送別会の挨拶では、感謝の気持ちから目に涙が浮かんでしまいました。
福岡に戻るとまた嫌な経験をすることもあると思いますが、北海道の職場には素晴らしいスタッフがおり、頑張っている人たちがいることを心に刻み頑張っていこうと思います。
お金ももちろん大事ですが、人や社会との繋がりも同じように大切であることをこの1年間で学びました。
本当にありがとうございました。
感謝
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