【子供・孫以降の世代のために】米国株式の比率を減らし、オルカンの新規積立を開始します

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【子供・孫以降の世代のために】米国株式の比率を減らし、オルカンの新規積立を開始します

どうも、パパっちです。メリークリスマス!
今日はタイトルにあるとおり、私たち「庶民的家族」の資産配分を少しずつ変更していきます。

わが家はS&P500を筆頭に、全米株式や先進国株式を保有しています。しかし今後は米国株式の比率を減らし、全世界株式(通称:オルカン)の新規積立を開始します。特に全米株式はNISA枠以外で保有している全てを売却します。

あくまで私たち庶民的家族の主力がS&P500であることに変わりはありません。

資産配分を変更する主な理由は「通貨の分散」と「子供や孫以降の世代に資産を残すため」です。

通貨の分散

全米株式はその名のとおり、米国一国への投資となり、円ベースで見ると為替の影響も主に「米ドル(対円)」に寄ります(もちろん、多国籍企業は世界中で売上・コストがあるため、企業内である程度“自然ヘッジ”される面もあります)。

一方、オルカンは投資対象が全世界なので、結果として通貨面でも複数(ユーロや円など)に分散されます(執筆時点で30通貨以上に分散)。とはいえ、オルカンは為替ヘッジなしの商品が一般的なので、「為替リスクが無くなる」というよりは、“米ドル一択”よりも複数通貨の影響が混ざるイメージです。

数十年先は予測不能です。米ドルがこれまでみたいに強いとは限りません。だからこそ株式だけでなく、通貨面でも偏りを少し薄めておくのは有効な一手だと考え、オルカンの新規積立を始めることにしました。

子供や孫以降の世代に資産を残す

次に、米国株式の比率を減らし、オルカンの新規積立を開始する「2つめの理由」です。

私たちは、子供や孫以降の世代のためにも資産を残してあげたいと考えています。お金のためではなく、主体的で自由に生きてほしいと考えているからです。そして、いまの世界経済は米国一強と言っても過言でないと思います。

もちろんオルカンも執筆時点で6割〜7割程度が米国株式で占められています。なので短期間(数年〜数十年)では、S&P500とのパフォーマンスに大きな差は出にくいと思います。

ただ、息子や孫以降の世代――50年後や100年後は、米国一強とは限りません。そこで強みを発揮するのがオルカンだと考えています。

いまオルカンの米国比重が高いのは、米国の時価総額が大きいからです。そしてオルカンは時価総額に応じて比率が決まるので、今後もし他国・他地域の時価総額が伸びてくれば、自然と米国の比率は下がっていきます(逆に、米国が伸び続ければ比率が上がる可能性もあります)。

つまりオルカンは「どこが勝つか当てにいく」のではなく、その時代に強い国・地域へ自動で寄っていく仕組みです。長期で見たときの“保険”として、この特徴は大きいと感じました。

結果、世間一般的に最も推奨されている「オルカン」にたどり着く形となってしまいました。

しかし、これはあくまでも子供や孫以降の世代を考えた時の選択です。私たち庶民的家族の主力がS&P500であることに変わりはありません

S&P500の保有資産はすでに4,000万円以上です。これからオルカンの新規積立を開始しますが、その額がS&P500に追いつくことは当分ないでしょう。

まとめ

⚫︎米国株式の比率を減らし、オルカンの新規積立を開始

⚫︎「通貨の分散」と「子供や孫以降の世代に資産を残すため」が主な理由です

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