株価が上昇の一途を辿る今だからこそ、把握しておきたい暴落時の資産減少額

株価が上昇の一途を辿る今だからこそ、把握しておきたい暴落時の資産減少額

近年は米国株をはじめ、世界中の株式市場が上昇の一途を辿っています。このような相場の時は、いつまでも上昇するかのような感覚に陥ってしまいますよね。SNSをはじめとしたニュース記事には、目を引くようなタイトルを並べ、煽るような記事が散見されます。

しかし暴落はいつか必ず来ます。そして、その時期は誰にも分かりません。

このような上昇相場で、いつまでも上昇するかのような錯覚に陥りそうな今だからこそ、暴落時に自分の資産がどのくらい減るのか頭の片隅に置いておきたいものです。

そこで今回は、暴落時に我が家の資産がどれくらい減るのか検証してみました。

まずは検証する指数を決めなければいけません。指数は我が家の主力であるS&P500とします。

次に、暴落前の資産額は5,113万円と仮定します。これは2025年1月時点における我が家のインデックス投資運用額です。全額がS&P500ではないですが、76%の3,888万円がS&P500であるため、今回の検証では5,113万円全てがS&P500であったと仮定して検証を行います。

最後に暴落率の設定ですが、これは最も直近で暴落があったコロナショックとします。この2020年に起きたコロナショックは、S&P500指数が33.9%下落しました。このことから暴落率は33.9%に設定します。

暴落後の我が家の資産額

今回の検証結果から、いまコロナショックと同様の暴落があった場合、我が家のインデックス投資運用額は1,733万円減少し、3,380万円になることが分かりました。結構減りますね・・・

では次に、コロナショックよりも大きな暴落があった場合を想定し、暴落率別に我が家の資産減少額を算出しました。

60%も下落することは滅多にないと思いますが、もし下落した場合、資産が約3,000万円も減少してしまうという結果が出ました。20%の下落でも減少額は1,000万円を超えています。

暴落時って「どこまでお金が減るんだろうっ?」と、焦り恐怖感に襲われますよね。しかし、「指数が何%下落すれば、資産がいくら減るのか」を頭に入れておくことで、実際に暴落が起きた時に焦る気持ちを軽減してくれます。事前準備です。インデックス投資を続ける上で一番重要なのは、暴落時に狼狽売りしないことです。特にまだ暴落を経験したことのない方は、暴落時にどれだけ自分の資産が減るのか一度算出し、パソコンなどに保存しておくといいと思います。エクセルで算出しておけば、暴落が始まった際に暴落前の資産額を入れ直すだけですぐに減少額が分かります。

このように暴落時の事前学習をしておくことは、資産運用を長く続けるうえでとても重要なことの一つであると考えています。上昇相場の今だからこそ、気を引き締めて資産運用を行っていきたいものです。

まとめ

⚫︎暴落時に我が家の資産がどのくらい減少するのか検証しました

⚫︎コロナショックと同等の暴落があった場合、我が家の資産は1,733万円減少することが分かりました

⚫︎上昇相場の今だからこそ、暴落時の事前準備として資産減少額を把握しておくことをお勧めします

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