【4年間の成績公開】トラリピ・トライオートETFをやって分かった本音と後悔

皆さん、こんにちは。
今日は自動売買(トラリピ、トライオートETF)についてのお話です。
我が家はインデックス投資を中心に資産運用を行っていますが、スパイスのつもりで2021年から少しだけ自動売買を運用しています。
これまで資産配分の記事で運用額の報告はしていましたが、成績の報告を一度もしたことがないことに気付きました。
現実的には、良い塩梅の時に撤退を模索しているのが現状ですが、一度これまでの運用成績を報告します。
「トラリピ」「トライオートETF」を知らない方のために簡単に説明します。

どちらも買値・売値を複数に細かく分けて設定することで、自動的に売買を繰り返し、利益を稼ぐという仕組みです。上図はトラリピの自動売買を分かりやすく表しています。
「トラリピ」は為替、「トライオートETF」はETFを運用します。パパっちは「ナスダック100トリプル」を運用中。ナスダック100の3倍の値動きをするという商品です。
自動売買運用成績

4年間の運用で「トラリピ」は『43万円の利益』、「トライオートETF」は『57万円の利益』となっています。
この成績だけみると悪くないように思うかもしれません。
「トラリピ」や「トライオートETF」は売買するたびに現金収入が入ってくるのはメリットですが、マイナススワップや金利負担など、インデックス投資にはないデメリットを非常に強く感じています。

特に「トラリピ」はマイナススワップの負担が大きく、執筆時点で評価損益がマイナス150万円(うちマイナススワップ36万円)ほどになっています。2024年のマイナス45万円もスワップ振替によるものです。

トライオートETFは2025年もすでに17万円の利益を稼いでくれています。悪くない成績を残せていますが、暴落した時、元の水準に戻るまでかなりの時間を要します。その間にマイナス金利が積み重なり、負担が増えることがデメリットです。そのため今後の運用方法の改善を検討しています。撤退も選択肢の一つです。
このようにレバレッジ投資は稼ぐ時には大きく稼ぐことができますが、ロスカットなど、いつも不安と隣り合わせになることになります。この不安感は実際に運用してみないと分からないと思います。
私たち夫婦の性格上、常にロスカットの不安を抱えながら長期的に運用していくことは性に合わないと判断しました。
やはり我が家はインデックス投資が性に合っていることをつくづく実感することができました。これは経験したからこそわかることです。何事も経験です。プラスに捉えて資産運用を続けていこうと思います。
まとめ
⚫︎「トラリピ」および「トライオートETF」の運用報告、および実際に4年間運用した感想をお伝えしました
⚫︎常にロスカットと隣り合わせになるレバレッジ投資は、私たち夫婦の性格には合わないことが分かり、インデックス投資の優しさを改めて強く感じる今日この頃です
高所得でなくても絶対にセミリタイア(経済的自立)してみせます!
読者の皆さまが少しでも豊かになりますように!!
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