コンテンツ
・auカブコム証券のクレカ積立が改悪
・クレカ積立のデメリットも再確認
・ポンタポイントの使い道
・今後の懸念
・まとめ
auカブコム証券のクレカ積立が改悪
懸念していた事態がついに現実となりました。それは、「証券会社×クレカ積立」サービスの改悪です。auカブコム証券では、これまで レギュラーのauPayカード でも提供されていた 1%の還元率 が、2025年1月10日引き落とし分から 0.5% に引き下げられることが発表されました。ただし、 ゴールドカードに関しては、従来通り1%の還元率が維持されるとのことです。
この改悪が与える影響を具体的に見てみましょう。我が家では毎月10万円分の投信をクレカ積立で購入していたので、年間で以下のように還元ポイントが変わる計算となります(還元されるポイントは、ポンタポイントです)。
- 改悪前:還元率1%で 年間1万2千ポイント(年利12%相当)
- 改悪後:還元率0.5%で 年間6千ポイント(年利6%相当)
改悪後の年利6%という数字は、なんとか「ギリギリOK」のライン内ではあります。このため、現時点では クレカ積立を継続する予定 です。しかし、この6%という数字が今後さらに下がり、たとえば5%程度まで引き下げられるようであれば、クレカ積立のメリットが薄れるため、中止も検討する必要があると考えています。
クレカ積立のデメリットも再確認
今回の改悪を受けて、改めてクレカ積立のメリットとデメリットについても考えてみました。ポイント還元が年利6%であることは悪くありませんが、最大のデメリットは、 獲得したポイントに複利効果を直接効かせることができない 点です。そこをどう考えるかですね。
ポンタポイントはポイント運用が可能なため、厳密には運用に回せる手段はありますが、通常の資産運用ほどの効果は期待しにくいのが現状です。このため、単なる年利の数字だけでなく、今後の運用方針をどうするかについて、より慎重に考えていく必要があります。
ポンタポイントの使い道
獲得したポンタポイントについては、我が家では「じゃらん」などでの 宿泊利用 に活用する予定です。
現在、夫婦で合計 8万5千円 相当のポンタポイントを保有しています。このポイントを活用すれば、家族で数泊の宿泊が可能です。日常の節約を工夫しつつ、こうしたポイントを利用して家族旅行を楽しむのは、資産形成を続けながら生活の質を向上させる良い方法だと考えています。
今後の懸念
今回のauカブコム証券での改悪を皮切りに、他の証券会社が追随して同様の改悪を行うのではないかという懸念もあります。たとえば、楽天証券やSBI証券など、他の主要な「証券会社×クレカ積立」のサービスが還元率を引き下げる可能性があり、それが投資環境全体に与える影響が気になります。これまではクレカ積立を利用することで、高還元率を活かして効率的にポイントを獲得しつつ、資産形成に役立ててきましたが、もし各社で改悪が進むようであれば、今後の資産運用戦略を見直す必要が出てくるかもしれません。
まとめ
今回の改悪は痛手ではありますが、現時点ではクレカ積立を継続する方針です。年利6%という還元率は、引き続き利用価値があると考えています。しかし、複利効果の欠如やポイント還元率のさらなる引き下げの可能性を考えると、現状に安住せず、今後の環境変化に柔軟に対応していく必要があると感じています。
これからも、ポイントや資産を効率的に活用しながら、家族で楽しむ時間や生活の質を向上させる工夫を重ねていきたいと思います。また、他の証券会社の動向にも注目しながら、最適な選択を続けていきます。
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