eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が信託報酬率を引き下げる
ついに、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の 信託報酬率 が 0.09372%以下 から 0.08140%以下 に引き下げられることが発表されましたね。新しい信託報酬率は 2025年1月25日 から適用されるとのことです。長期投資家にとっては、こうしたコスト削減は嬉しいニュースの一つです。
我が家の運用状況とコスト変化
現在、我が家ではeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を中心に投資をしており、2024年11月下旬時点でのS&P500の運用額は 35,776,836円 です。この金額を基準に考えた場合、信託報酬率の引き下げにより、年間の運用コストがどのように変わるかを計算してみました。
- 変更前の年間運用コスト:3,353円
- 変更後の年間運用コスト:2,912円
- 年間の差額: 441円
わずか441円の低下ですが、これが10年続けば4,410円、20年では8,820円の削減になります。運用コストは資産運用における「固定費」です。今後は毎月の積立や株価の上昇に伴って資産が増えることで、この 信託報酬率引き下げの恩恵はさらに大きくなる ことが予想されます。
資産運用において信託報酬は見過ごされがちですが、実は非常に重要な要素です。同じ利回りのファンドに投資している場合、運用コスト(信託報酬)が低いファンドの方が、最終的なリターンは大きくなります。特に 長期投資 では、わずかな信託報酬率の差が 数十年後に大きな差を生む ことになります。これは、運用益が複利で増えていく中でコストが少ない分、より多くの資金を運用に回せるからです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、常に 「業界最低水準のコストを将来にわたってめざし続ける」 という方針を掲げており、競争力を維持するために他社の動向に合わせて信託報酬率を段階的に引き下げてきました。
そして今回、2025年1月25日より 0.08140%(税込) へとさらに引き下げが決定しました。業界内の競争が続く中で、eMAXIS Slimシリーズは低コストファンドとしての地位を確実に維持していることが分かります。
今後もeMAXIS Slimシリーズの方針通り、他社が信託報酬率を引き下げれば、それに追随してさらなる引き下げが期待できます。特に米国株式市場を対象にしたインデックスファンドは、多くの投資家から人気があり、競争が激しい分野です。そのため、今後もコスト削減が進んでいく可能性は十分にあります。
わずかなコストの差でも、20年後、30年後には大きな差となって返ってきます。投資家にとっては、こうした引き下げはまさに「 追い風 」です。信託報酬が下がることで、より効率的に資産運用を進めることができます。
まとめ
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬率が 2025年1月25日 から 0.08140% に引き下げられることが発表されました。我が家の場合、現在の運用額35,776,836円を基準にすると、年間コストが 441円 削減される計算です。
少額に見えるかもしれませんが、これが20年、30年という長期投資の時間軸で見れば、確実に大きな恩恵となります。eMAXIS Slimシリーズは今後も業界最低水準のコストを目指しているため、引き続き安心して投資を続けることができそうです。
少しずつの積み重ねが、将来の大きな資産形成につながります。今後もこのようなニュースを見逃さず、引き続き投資を楽しみながら続けていきたいと思います!
高所得でなくても、絶対にセミリタイア(経済的自立)してみせます!
読者の皆さまが、少しでも豊かになりますように!
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