【追跡調査】景気後退懸念の緩和により、底値からの上昇率はどうなった?(S&P500 vs オルカン vs ナスダック100)

コンテンツ

・米国株式市場が今年最大の週間上昇率を記録
・各指数の上昇率

・まとめ

米国株式市場が今年最大の週間上昇率を記録

先週の米国株式市場は、今年最大の週間上昇率を記録しました。

出所:NewsPicks

景気後退の懸念が和らいだことが要因です。

パパっちは先日、景気後退懸念により下落した基準価額の下落率と、底値からの上昇率を調査しました。

しかし調査の限界として、上昇率に関しては経過期間が短く、底値の8月6日から3営業日しか経過していませんでした。

今回の追跡調査も底値からまだ7営業日しか経過していませんが、今年最大の上昇率を記録したこともあり、再調査をしてみることにしました。

今回の比較は「S&P500」と「オルカン」に加え、「ナスダック100」を調査対象に加えました。

比較した商品は以下です。
S&P500:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
オルカン:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
ナスダック100:eMAXIS NASDAQ100インデックス

各指数の上昇率

チャートは8月6日に記録した底値からの基準価額推移です。推移の詳細は以下になります。

次に上昇率を比較してみます。

オルカンの上昇率が9.5%であったのに対し、S&P500は10.0%でありました。大きな差ではありませんが、0.5%S&P500の方が高く上昇しています。しかし、両指数ともに短期間で大きな上昇を見せています。

一方、ナスダック100の上昇率は12.1%と、他の指数に比べて顕著でした。

ナスダック100は、主にハイテク産業に焦点を当てた指数であり、特にテクノロジー関連株の動向を反映しています。近年のデータからも明らかであるように、ナスダック100は底値からの回復が他の指数と比べても顕著です。

しかし、ナスダック100は「テクノロジーセクターへの偏り」や「ボラティリティの高さ」、「規制リスク」などのデメリットがあることも忘れてはいけません。

今回の調査は底値をつけた8月6日から2週間ほどしか経過していませんが、今年最大の上昇率を記録したことから追跡調査を行いました。

せっかくですので、1か月後の9月6日付近に上昇率がどのように変化しているのか、再度検証してみたいと思います。

今回の調査結果が、誰かの投資戦略に役立てば幸いです。

まとめ

⚫︎米国株式市場は今年最大の週間上昇率を記録したことから、底値からの上昇率を再調査しました

⚫︎S&P500 = 10.0%、オルカン = 9.5%、ナスダック100 = 12.1%という結果でありました

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