確定拠出年金(企業型DC)が改善か?

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・確定拠出年金(企業型DC)が改善か?

・まとめ

確定拠出年金(企業型DC)が改善か?

先日、このようなニュースが出ていました。

出所:東洋経済オンライン

金融庁が注視、「企業型DC」の商品は加入者本位か

前回の記事では、我が家が運用している企業型確定拠出年金(企業型DC)の運用成績と手数料の高さを指摘する記事を書きましたが、タイムリーでこのようなニュースが出ていました。

金融庁が企業型DCの運営管理を担う「運営管理機関」のモニタリングに乗り出すとのことです。

モニタリングの主旨は”加入者の利益が最善となるよう商品選定が行われているか”が主な着眼点だそうです。

現在は利益が最善となっておらず、その一因が投資信託を保有するための”高コスト”であるこを指摘しています。

私も記事で指摘したように企業型DCの商品は、手数料の安い一般の投資信託と比較して手数料(コスト)が高いです。

私が企業型DCで運用している商品は0.275%ですが、記事内ではパッシブ運用型の投資信託であっても選定されている商品のほとんどが0.7~0.8%台の割高な商品というケースもあったようです。

0.275%でも高く感じていましたが、0.8%台は有り得ないです。

このコストが0.8%の商品で資産形成を行なったとします。資産が膨らみ1,000万円に到達した場合、手数料(コスト)だけで毎年80,000円も取られてしまいます。

一方、運用する商品が我が家の勧めるeMAXIS Slim 米国株式 S&P500(コスト0.09372%)だった場合、9,372円で済みます。

その差額は70,000円以上です。手数料だけで毎年資産額に7万円の差が付きます。10年で70万円です。

70万円あれば何ができますか?
ハワイやヨーロッパを旅行するために一気に使うもよし、家族で贅沢な食事を何度も体験するもよし、選択は多岐に渡ります。家族を喜ばせてあげることができます。

手数料だけでこんなに取られてしまったらもったいないです。

今は亡き経済評論家の山崎元さんは「手数料が年率0.3%以上の商品を選んではいけない」と言われていました。

石川県金沢市に本店を置く北國銀行は、今春から手数料の安い「eMAXIS Slimシリーズ」を企業型DCの商品として取り扱いを開始したそうです。

ネット証券以外で「eMAXIS Slimシリーズ」が購入できるのは初めてじゃないですかね?

この流れが企業型DCの運営管理機関であるその他の銀行や保険会社などに広がることを切に願います。

まとめ

⚫︎企業型DCの商品が加入者の最善の利益になっているかどうか、金融庁が手数料(コスト)に着眼してモニタリングを行うとのこと

⚫︎企業型DCの商品は手数料の安い一般の投資信託と比較して高コストである

⚫︎手数料の高低は後の資産額に大きな影響を及ぼす要因である

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