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・DCとiDecoの掛金を上限まで引き上げる
・まとめ
DCとiDecoの掛金を上限まで引き上げる
DC(企業型確定拠出年金)とiDeco(個人型確定拠出年金)の掛金を変更しました。
DC:1万5千円(変更前)→3万円(変更後)
iDeco:1万2千円(変更前)→2万円(変更後)
令和6年(2024年)12月1日施行の法改正により、拠出限度額が引き上げられます。この法改正により、私たち夫婦のようにDB(確定給付企業年金)に加入している従業員でも、拠出限度額が引き上げられることとなりました。具体的には、DBの掛金が5千円である私たち夫婦の病院では、拠出限度額が今までの27,500円から5万円へと引き上げられました。
今まではDCとiDecoを併用しても、しなくても拠出限度額は合わせて27,500円でした。しかし法改正により、DCとiDecoを併用することで最大5万円まで拠出できるようになりました(DC拠出限度額:3万円、iDeco拠出限度額:2万円)。
この結果、私たち夫婦は月に5万円、年間で60万円(5万円×12か月)を掛けることができるようになり、夫婦二人分を合わせると、年間の掛金は合計120万円となります。しかも、この掛金は全額が所得控除の対象となるため、所得税や住民税が軽減されるという大きなメリットがあります。
2023年の課税所得からすると、パパっちの税率は所得税・住民税ともに10%、ママっちは所得税5%、住民税が10%です。ですので、税金軽減額はパパっちが12万円、ママっちが9万円、夫婦で合計21万円となりそうです。
年間21万円の利益を獲得するには、年利5%の商品を運用した場合、420万円の元本が必要です。とても大きいですよね。
DCやiDecoの掛金(運用額)は60歳になるまで基本引き出すことができないなど、デメリットもいくつかありますが、この制度のメリットはそれを上回ります。特に、将来的な税負担の軽減と、資産形成という観点から見ると、非常に優れた制度です。
職場のスタッフの中には、「毎月5万円、年間60万円も掛ける余裕はない」とおっしゃる方もいます。確かに、家計の事情によっては全額を拠出するのが難しい場合もあるでしょう。しかし、たとえ満額を拠出できないとしても、それぞれの家庭の状況に応じて可能な範囲で拠出を行うことは、長期的な資産形成や税制面での恩恵を考えると非常に重要だとパパっちは考えます。
まとめ
⚫︎令和6年(2024年)12月1日施行の法改正により、DCとiDecoの拠出限度額が引き上げられます
⚫︎我が家は掛金を限度額まで引き上げ、年間120万円を拠出します
⚫︎税金軽減額は年間21万円となります
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