フランスの経済学者トマ・ピケティが提唱した富の不等式「r>g」を実感する今日この頃

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・まとめ

フランスの経済学者トマ・ピケティが提唱した富の不等式「r>g」を実感する今日この頃

2024年の株価は怖いくらいに上昇しています。

円安の影響も大きいですが、それに伴い我が家の資産もとてつもなく増えています。

2023年12月時点で我が家の資産は3280万円でしたが、半年後の2024年6月には4390万円にまで増加しました。その増加資産は1110万円になります。

資産運用によってこれだけ資産が増えたことは驚きですが、ふと思い出した不等式があります。

フランスの経済学者トマ・ピケティが提唱した富の不等式「r>g」です。

富の不等式「r>g」とは?

富の不等式「r>g」は、フランスの経済学者トマ・ピケティが書いた『21世紀の資本』という本に記されています。

この本は、300万部以上売れた世界的なベストセラーで、資本主義による富の集中と不平等の拡大について述べています。そして、この経済格差を示すのが「r>g」という不等式です。

「r」は資本収益率を表しており、株式や債券、不動産などの資産から得られる収益のことです。一方、「g」は経済成長率を指し、労働によって得られる収益のことです。経済が成長すると企業の業績が上がり、その結果として給与も増えます。

ピケティは過去200年以上のデータを分析し、資本収益率(r)は平均で年間5%程度であるのに対し、経済成長率(g)は1%から2%程度しかなかったことを指摘しています。

資本収益率(r)が5%で、経済成長率(g)が1~2%であるということは、給与が増えるスピードよりも資産が増えるスピードの方が速いということです。

資産を持つ人々はその資産を投資することで収入を増やし(r側)、給与中心の人々の収入は(g側)緩やかにしか増えません。このようにして不平等はますます拡大していくと、ピケティは説いています。

ピケティの言う「給与が増えるスピード」とはニュアンスが異なりますが、半年間で1100万円資産が増加したのに対して、給与は夫婦で合計280万円です(給与から生活費を差し引いた金額は、資産増の1100万円に含まれていますが、その影響は小さいです)。

資産額は目標とする1億円には程遠いですが、少しずつ富の不等式「r>g」を実感しています。

これだけ資産が増えたことによって、最近パパっち自身変わったなと思うことがあります。

それは「極力定時退社し、健康に気を遣い、家族との時間を大切にする」ことです。

以前は残業対象となる業務はお金目的で積極的に取り組んでいましたが、今はなるべく早く帰宅し、子供と触れ合う時間や家事の手伝いをして、ママっちの負担を減らすことの方を大事にしています。

また早い時間に夕食をとることで、就寝までに2時間以上の時間を確保でき、健康にも良いと感じています。

残業を1時間したところで残業代は2千円ちょっとです。それよりもその1時間を健康や家族との時間に使い、お金は資産運用に任せた方が良いと考えるようになりました。

ただ資産がこれほど増え、金額が大きくなったということは、暴落時には逆に大きく資産が減るということです。例えば30%の下落があった場合、資産が1000万円なら減少額は300万円ですが、資産が4000万円であれば減少額は1200万円になります。

資産が急激に増えている今だからこそ、そこは心に留めておきたい所です。

今後もセミリタイア(経済的自立)を目指し一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします!

まとめ

⚫︎富の不等式「r>g」を少しずつですが実感できるようになってきました

⚫︎資産が増えることで心に余裕ができ、家族や健康を今までよりも更に大事にしたいと考えるようになりました

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